マラソンシューズ

ランニング

ホノルルマラソンに挑戦すると決めた時、まず最初に買わなければいけなかったのがシューズである。運動用のシューズは持っていたけれど、いつもの自分の足のサイズと同じサイズで購入していたため、1時間ほどのウォーキングでも爪が痛くなっていた。せっかく買うなら自分に合ったシューズを選びたい。アドバイスをもらえるお店がいい。調べたところ、アシックスのお店で足のサイズを計測してくれるというではないか。これは行かねば。

年に何度かフルマラソンを走る友から、靴を選ぶときはいつもより1㎝ほど大きいサイズを選ぶこと、マラソンする時に履く靴下を持っていくこと、とのアドバイスを受けた。ネットでは、靴選びは足が浮腫む夕方がよいと書いてあった。しかし私には時間がない。開店間もない午前中に訪れた。グーグルが昼から混むと教えてくれたからである。それが功を奏してすぐに店員さんを捕まえることができた。そしてすぐに足の計測をしてくれた。

素足になり、足の甲にペタペタと小さな丸いシールを貼られ、マジックショーで出てきそうな黒いボックスに足を突っ込めば計測完了。それを左右おこなう。

結果、私の足は左の方が右より0.3㎝ほど長い23.3㎝ということがわかった。なのに足の囲は右のほうが0.6㎝太いし、甲の高さも右のほうが0.1㎝高かった。体積的には左右同じなのかもしれない。土踏まずは案の定なかった。何より驚いたのはかかとの傾斜角度までわかったことだった。かなり傾いていた。将来膝が悪くなりそうだ。これは正すことができるのだろうか。不安になった。

そんなこんなで自分にあうシューズを2足紹介してくれた。シューズを履くときには靴下を貸してくれた。履き比べてみると着地の感覚が全く異なったため、足が軽く感じられる、今はやりというソールが厚いシューズを選択。そして貸してくれた土踏まずの低さをサポートするための靴下も併せて購入。シューズにオリジナリティを持たせるための靴紐を購入。その他もろもろ、ランニングウェアを購入。ざっと5万円超。ネットで買えば安く買えたかもしれない。同じようなものでもっと安いものもあったかもしれない。ただそれを探しなおす労力と時間を惜しく感じたし、対応してくれた店員さんへの感謝のきもちとしてお支払い。ということで納得させた。

買ったものの中でランニングタイツは要らなかったかもしれない。ワコールのcw-xを持っており履いていたのだが、そちらに比べてアシックスはホールド感が感じられず、普段のサイズで試着してみたところ、ふくらはぎ部分が大きく感じたし実際そう見えていたのでワンサイズ小さくしたら腰回りがかなりタイトで、それが走るときに太ももに影響しているかもと思い始めている。試着時には気にならなかったが、走ってみて感じたことであった。体形が変わればそのワンサイズ小さいタイツでも感覚も変わるかもしれないし、そもそも前出のフルマラソン友は長いタイツは暑いから履かないと言っていた。履かなくて大丈夫なのか、と訝しく思いつつも、確かに2月のマラソン大会時でさえも、ある程度のタイムで走っている人で長いタイツを履いている人は見かけなかったことを写真で確認。自分が膝までサポートなしで大丈夫なのかわからないが、そういう可能性・選択肢があることも頭に入れつつ。

今ランで思うこと。暑くなってきたからドリンクを持って走らねばならない。現在は片手にスマホを持って走っているのでもう片手にドリンクで走れなくはないがポシェットが欲しい。欲望はまだまだ尽きぬ。

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