今年の振り返り〜固定費見直しの重要性を知る〜

日常

固定費見直しの経緯

今年は体調不良が続き、収入が減った。体調不良はネガティブな思考を招く。ずっとこのままの体調だったらどうしよう。この収入減が続いたらどうしよう。収入がなくなったらどうしよう。

貯金があっても収入が減ることの不安はこのうえなく大きかった。それは支出が収入を上回っていたからで、貯金を食いつぶしていたからだ。貯金はいつか尽きる。それを阻止するには収入を増やすか支出を減らすかだった。

どちらも検討してみたが、残念ながら収入を増やすことは一朝一夕にはできなかった。そうして支出を減らすことにフォーカスすることになった。

家計を管理するということ

家計簿は家庭科の時間に習ってからずっとつけている。記録をするのが好きなのだと思う。記録は忘れっぽい自分に利点もあり、続いているのだと思う。そういうわけで紙の家計簿、エクセルの家計簿、スマホアプリと形は変えてきたけれど記録し続けてきた。

どの支出項目に毎月いくら使っているかの把握はしていたし、支出全体の金額調整はしていたが、自分の予算内である限りはそれ以上は追求してこなかった。

しかし収入が減った今年、そんな管理では甘かったことを思い知った。一時的な収入減で終われるかどうかがわからないネガティブ思考とも防衛本能とも言える不安は、すべての支出項目に削減の可能性がないかを見直させた。払えるものでもちゃんと見直し、普段からスリムにしておくべきだったのだ。今月は交際費が多いから食費を抑えよう、などという小手先の調整技なんてなんの安心感もない。見直しの中でも特に固定費の見直しが一番重要だった。

見直した固定費の内容

体がしんどく、収入が不安定となる不安から少しでも支出を抑えたいときに固定費の見直しができないもどかしさ。以下は少し動けるようになってきたときに見直した支出項目の記録である。

家賃

いちばん削減できそうな大きな支出。しかし体調不良の身には引越し自体が現実的ではなかった。これこそ元気なときに見直しておかなければいけない項目だと思った。
結局、引越しは見送った。家賃相場が上昇し、今の家賃も今の相場からすると高いわけではなくなっていたためだ。引越しにかかる費用、引越しして住み続けるだろう年数、環境の悪化リスクを考えると、少し安いくらいの家賃では引越ししてもお得にもならないと判断、今の家に住み続けることにした。

水道光熱費

体調不良なのに電気・ガス・水道を節約して体に負荷をかけるわけにはいかない。そもそも普段から無駄遣いするような生活はしていない。今年の暑い夏を乗り切るのに冷房は必要不可欠だったし、なんなら体調不良でいつもより家にいてずっと冷房がかかっていたが、そこを我慢する利点はないと判断した。

プロバイダー料金

契約中の3年プランの更新期間がちょうど来るタイミングだったので、他の安い業者を見つけて乗り換えようとした結果、乗り換えずに同じ業者で続けている。現業者に電話した際、お得なキャンペーンを提示されたからだ。

プロバイダー
プロバイダー

お電話いただいた今日は更新前月なので解約手数料が1万円ちょっとかかります。
来月から3ヶ月間はプラン料金を無料とさせていただきますので、また来月からの3ヶ月間にお電話くださったほうがお得です。

解約金1万円超は大きい。翌月、再度電話した。

プロバイダー
プロバイダー

3ヶ月間プラン料金無料に追加して、今なら3万円キャッシュバックキャンペーン中です。
キャッシュバックは半年後におこなわれて、そのあと解約してもらってもペナルティーはありません。

計算した結果、月額1000円安くなる乗り換えより、3ヶ月無料+3万円キャッシュバックの現業者がお得と判断。キャッシュバック後に解約電話をしないといけない手間はあるが、少しでも支出をおさえたかったそのときは提案に乗っかることに。それに、

プロバイダー
プロバイダー

また解約意向のお電話いただいた際はなにかしらご提案できるかと思います。

とのこと。解約したいと電話したらまた引き留めの割引きかキャンペーンがあるのかもしれない。自分の時間とかかる手間を天秤にかけて今後は対応していかなければならない。

携帯電話料金

数年前にauからUQモバイルに変更していたため、携帯料金自体はおさえられていたほうだったが、さらにプラン内容を見直し。携帯電話を持たない実家との長電話に対応すべく、固定電話との通話料定額プランに加入していたが、試しに通話料10分無料プランにすることに。これで月額1000円減。こちらはもし不便があれば元のプランに戻すことにしている。

サブスク費用

写真と動画をクラウドに預けるためにauスマートパスプレミアムに入っていた。それを解約。

auスマートパスプレミアムがPontaパスとなり、毎月配布されていたローソンで使える250円クーポンがなくなったのが解約のきっかけではあったが、そもそもコンビニでの買い物はこのクーポンがなければしていなかったので、まさに見直すべき出費だった。

クラウドに預けていた写真や動画はGoogleフォトに移行。毎月500円払って50ギガのデータを預けられるサブスクから、毎月250円で100ギガ預けられるサブスクになったわけだ。

クラウドに預ける先として、会員費を払えば容量無制限に預けられるAmazonプライム会員も検討したが、Amazonで買い物することもほとんどなく、Prime Videoがなくても動画鑑賞環境は満たされている今、容量無制限とはいえ月額600円のAmazonではなく、250円のGoogleフォトで事足りると判断。月額料金が上がる可能性はあれど、それはAmazonも同じ。

生命保険

もともと掛け捨ての生命共済なのでそれほど高いものではないのだが、月額3000円安いプランを検討。

開創手術をして2週間入院することが10年に1度あったとしても、浮いた3000円をただ貯め続けていれば保険金と同じくらいの金額にはなりそう、と過去の経験から判断して乗り換え手続きの資料を取り寄せたところ、書類を見て乗り換えを断念。近年抱えている疾患が乗り換えに必要な健康告知義務にひっかかるとわかったからだ。それが乗り換えによって保険の対象とならないのは今の状況だと不安がある。

そんなわけで保険はそのまま。3000円は大きいが自分を納得させられなかったので仕方がない。

火災保険

今よりお手頃な火災保険に乗り換えようと思ったが、賃貸マンション入居時の契約書に、管理会社指定の火災保険に入ること、と記載があったために断念。

備えよ常に、を目指す

いつどんな状況になるかわからないものだ、ということも身を持って知った2024年。体調不良で収入がこれほど減るなんて想定していなかった。

備えよ常に。
何があってもなんとかなる、と思えるような家計管理を目指さなければいけない。

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