季節のイベントをもっと楽しもう。そういう考えになったのは、コロナ禍で不自由を経験しながらも、日常の中に楽しみを見つけることに喜びを感じるようになれたからだと思う。
食べることと甘いものが好きなわたしにとって、バレンタインは楽しみなイベント。しかしチョコレートに詳しいわけでは無い。どこのチョコレートがどういう特徴があるのか、評判なのかも知らない。ワクワクしはするが、好みかどうかわからないチョコレートに何千円とかけるのは勇気がいる。
カタログをみてもいまいちわからない。チョコレートを熱を持って紹介しているYouTubeを観ていると食べてみたい!と思わせられるが、手に入るのは大都会東京だったりする。
実際にデパートに行って売り場をぐるりと見てみるも、すごい人混みの中、悩んで立ち止まったり、何周もぐるぐる見て回るには気力が必要だ。
というわけで、一度デパートを一周して調査をし、家に帰って目をつけたものの中からどれを買うかをもう一度考えて、後日改めて狙いを定めたものだけを買いに行った。そのうちの3つが日本ブランドのバームクーヘンだった。
- クラブハリエ ショコラバーム 抹茶
- コメダ珈琲×クラブハリエ ショコラバーム コメダブレンド
- パティシエ・エス・コヤマ ワンダーバウムチョコレート トゥマコ70%
クラブハリエのショコラバームは今までのバレンタインでも目にはしていたが、購入したのは初めて。一番最初に抹茶味をいただいた。思っていた以上においしくて感動した。ホールのバームクーヘンの穴部分に抹茶のチョコレートが詰められている。おすすめの食べ方は8分の1にカットして、電子レンジで500W1〜2分温めとのこと。ほのかに温かいバームクーヘンに、どろりと溶けた真ん中のチョコレートをつけて食べる。おいしい。抹茶味のチョコレートが甘すぎ、バームクーヘンとよく合っている。と感じられた。これは来年も買いたいと思えた。
次にいただいたのはコメダ珈琲とコラボしたバームクーヘン。コメダ珈琲でも食べられておいしいと聞いてはいたが、売り切れとも聞いていたので、家でゆっくり食べられるように購入。バームクーヘンが好き、コーヒー味とみると結構なんでもチャレンジしてしまうくらい好きとあって期待していた。が、結果は「ふつうにおいしい」であった。食べてみたかったものを食べられて満足した。
最後はパティシエ・エス・コヤマのバームクーヘン。開けた瞬間、クラブハリエのボリュームのイメージがあったからか華奢に見えた。が、おいしかった。”南米コロンビアの南部、エクアドルの国境付近に位置する「トゥマコ」””で育ったカカオのビターチョコレート(カカオ分70%)を使用”とのこと。このビターすぎないビターが好みだった。クラブハリエのバームクーヘンのような見た目の華やかさはないが、とても満足できた。来年も買うか、と聞かれれば、予算に余裕があれば、と答える。バームクーヘン以外の「トゥマコ」のビターチョコレートを試してみたいから。
この物価高騰の折、かなり贅沢をしたが、バレンタインを楽しむ、と決めていたのでよい。他にも購入したものがあるのでそちらはまた今度。
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