熱中症になった。病院に行ったわけではないので熱中症と診断されてはいないが、とにかく体調が悪くなり歩けなくなった。
30℃を超える日に外出する際はスポーツドリンクを飲むように知り合いのドクターに言われていた。
にもかかわらず、その日はすっかり忘れていた。ドリンクはたくさん飲んでいた。炭酸水コップ1杯、ホットティー1杯、アイスティー1杯、アイスカフェ・オ・レ1杯、ペットボトルの水もちょこちょこ。気温も湿度も高かった。記録を見るとこの日は最高気温は34℃超、高くはあるが数字だけで見るとこの夏の中で特に高いという感じではなかった。
その日は屋外で30分程度待ち列に並んでいた。ずっと日傘をさしていたし、ハンディファンを使ったりもしていた。しかしそれからしばらくあちこちウロウロした後、気分が悪くなった。そして歩けなくなった。幸い冷房の効いた場所のベンチで横になることができたが、約5時間動けなかった。一緒にいた人がスポーツドリンクを買ってきてくれたがほとんど飲めなかった。
日が暮れたので移動を試みたが、屋外の熱い空気ですぐにダメになり、再び動けなくなった。買ってきてくれた瞬間冷却剤と冷たいスポーツドリンクで体を冷やしながらタクシーで移動した。旅行中だったため、到着したホテルでも新しい瞬間冷却材で体を冷やし、時折新たに調達してもらったOS1を口にしながらずっと寝ていた。自分ひとりでは何もできなかった。
翌朝、シャワーを浴びられる程度には回復した。前日の朝食以降、何も食べられなかった食欲も少し復活した。帰るために移動するだけの日。しかし油断は禁物。ということで全工程自力で移動することは控え、タクシーを多用した。
体調が悪くなった原因は脱水症状により体内のミネラルバランスを崩したことではないかと知り合いの医者に言われた。スポーツドリンクを飲んでいなかった以外にも、貧血気味であったこと、前日はスッキリ寝られたけれどずっと睡眠が安定していなかったこと、週3日のランニングを再開していたことが考えられるのではないかと思っている。
外出中はスポーツドリンクがいいが、体調に変化を感じたときの水分補給はOS1がいいらしい。今回のわたしほどの体調ならば病院で点滴がよかったみたいだが、旅行先でかつ休日、一緒にいた人が面倒を見てくれたこともありOS1で凌いだ。
その日から2週間近く経つ今も少し目眩がすることがある。長時間の外出がままならない。ランニングどころではない。普通に生活できる日が来るのだろうか。不安に駆られる。
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