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円安物価高の昨今。2023年のホノルルマラソン時期は、結局1ドル150円付近だった。
参加を決めてから為替の動向がずっと気になり、YouTubeで物価を調査しては現地のものの値段に驚いていた。外食もスーパーの食材も高い。
ある程度の食料を日本から持っていくことで、現地食1食にかけられる値段の幅が広がる。それにマラソン参加者ばかりのホノルルでは欲しいものが売り切れているかもしれない。
そういうわけで1日1食は持参したもので賄えるように準備したのでその記録。
ホノルルの食料調達事情
結果からいうと、スーパーなどで食料が売り切れている、という事態にはなっていなかった。大福や日本食弁当は大会前日夕方でもワイキキマーケットで見かけたし、一緒に参加したメンバーはABCストアでバナナを調達していた。
ホノルルの外食事情
値段さえ気にしなければ日本食に困ることはあまりなさそうだ。居酒屋で日本食を食べることもできるし、うどん屋さんもいくつかあった。ワイキキの中心地にある丸亀うどんは人気で長蛇の列ができていることが多かったが、時間帯によりその列が短いこともあった。マラソン前日は食べたい時間に食べたいものが食べられるように、事前にある程度調査は必要かもしれない。
ホノルルへ持参した食料
アメリカへは果物や肉類はもちろん、肉のエキスが入っているものも持ち込みがNGである。持参するものは食品表示ラベルを要確認。
食事編
レトルトパックのご飯
サトウのご飯を持参。コンドミニアムや電子レンジがあるホテルならかなり重宝する食料。お米を食べるという点では、スパムおにぎりやポケ丼、日本食弁当など現地で調達できる。わたしはサトウのご飯が好きなので、持っていった中で一番満足度が高かった。
ご飯のお供
レトルトパックのご飯を持っていくなら海苔や梅干し、ふりかけがあったほうがご飯がおいしくいただける。ただしふりかけは肉エキスが入っていることがあるので注意。のりたまはNG。
おかず系
味付きの鮭缶、サバ缶、チーかまをおかずとして持参。
インスタント味噌汁
ご飯とともに。あればホッとして心落ち着く。
パスタ
マ・マーの早茹で2分パスタを、100均で購入して家でも愛用している電子レンジパスタ容器に入れて持参。そうすることでスーツケースの中でパスタがボキボキにならないし、早茹で2分のパスタだと電子レンジを使わずともパスタ容器に熱湯を注いである程度待つだけで食べられるようになる。
パスタソース
温めなくても食べられるものをセレクト。こちらも肉エキスに注意。マ・マーの明太子、オーマイのゆず醤油を持参。
カップ麺
肉エキスに注意。どん兵衛のきつねうどん、天ぷらそばはOKだったのでこちらを持参。カップ焼きそばはほとんどが肉エキス入りだった中、マルちゃんごつ盛りソース焼きそばはOKだったのでこちらを持参。
その他
防災グッズの中の非常食として家にあった西尾の田舎ご飯、五目ごはん、わかめごはんはお湯や水を足せば食べられる。また同じく非常食にあったハウス食品のLLヒートレスカレーも肉エキスは入っていなかったので、味に変化が欲しい場合によいかもしれない。
ただ食べ慣れたものではなくなる。ちょうど賞味期限が切れる、とかいうタイミングならありかもしれないが、ホノルルにまで持っていって食べたいかと言われれば答えはNOだ。実際、持っていったものは食べずに持って帰ってきた。
補給食編
塩タブレット・塩飴・個包装干し梅
塩タブレットは日本の夏の練習中もお世話になった。ホノルルは日本の夏ほど汗が出ないのでうっかりすると補給を忘れるが、しっかり汗はかいているので意識して塩分は摂るべきだと思った。
1時間に1個食べる計算で、6時間以内にはゴールする気持ちで望んだので(目標は5時間以内)6個をウエストポーチに。
いただいたDAKARAキャンディーと個包装干し梅もウエストポーチに忍ばせていたが、そちらはゴール後にいただいた。梅干しは日本の10キロマラソンに参加した際のゴール後に配られていたものを食べたときの体に染み渡る感動が強く残っていたので、ウエストポーチに入れられる平たい干し梅は心強かった。
チョコレート・羊羹
ロッテのガーナチョコレートか明治チョコレートが好み。溶けてしまってもウエストポーチが悲惨なことにならないように袋で個包装されているものをいくつか。
羊羹は榮太郎のひと口煉羊羹を持参。
スポーツドリンク・アミノ酸ドリンク
ソルティライチが好きだったのでそれを持参したが、汗をかくときはアクエリアスなどのスポーツドリンクが成分的にいいと知り合いの医者におすすめされたので、次回からはアクエリアスにしようと思う。
アミノ酸ドリンクは山登りのときによく持っていっていた速攻元気ゼリーを持参。アミノバイタルも買ってみてはいたものの、飲み慣れていたのが速攻元気ゼリーだったのでアミノバイタルは日本でお留守番であった。
同僚からもらったアミノ酸パウダーもウエストポーチに入れていたが、結局使わなかった。かさばるものでもなかったのでお守り代わりという感じ。安心感はあった。
次に参加するときは・・・
今回はホテルの朝食がついており、それが結構なボリュームであったために、お昼はほとんどおなかがすくことがなく、軽く済ませてしまうことが多かった。現地食を楽しみたいならホテルの朝食はなしがおすすめ。わたしも次参加するなら朝食なしのプランにするだろう。
また、補給食は持って行くが食料を持っていくかどうかは微妙なところ。値段が高いとは言え、せっかくのホノルルだ。現地で食べるものに困ることはなさそうだし、もう少しホノルルを楽しんでもいいと思う。持っていってもどん兵衛くらいだろうか。
食料を日本から持って行く、またはスーパーで買ったものを食べる予定なら、お箸やスプーン、紙コップがあったほうが安心。
初のフルマラソンということもありすべてが手探りだったが、この経験を次には活かせそうだ。
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