ついにホノルルマラソンにエントリーした。参加すると決めていたものの、お支払いまで行きついていなかったのは、12月という会社の繁忙期に休みがもらえるかわからなかったことが大きい。
実は15年くらい前にもホノルルマラソンに参加したいという気持ちが沸き上がったことがある。しかし自分の体力のなさと会社の繁忙期で12月なんてとても休みたいといえる時期ではないことが、すぐに私をあきらめさせた。
繁忙期は今も変わらない。しかし環境が変わった。私の考えも変わった。タイミングも今しかないと思えた。
社長が変わり、会社が大きくなり、信頼できる同僚ができ、助けてくれるチームができた。31歳の若さで旅立った従妹の生きざま、コロナにより一変した社会が、できること、したいことは今やるべきという考えをわたしに与えた。信用している上司が来年で定年を迎えることも後押しとなった。
同僚や先輩に根回しをし、先週ようやく上司との面談時に休みの許可を申し出た。フルマラソンに出たいからと伝えたら、「よし、許可する。でも無理はしないように。」とのお言葉をいただき、休暇の承認をいただけた。これでよっぽどのことがない限り参加はできる状況になった。と同時に逃げられないよう自分を追い込んだ形となった。夢は人に語るといいというのはこういうことなのだ。
エントリーの際、本当に自分にフルマラソンが走れるのか不安で仕方なかった。今もそれは変わらない。昨日から少し体調を崩しており、余計にそう思わされる。でも走りきれなくても命は取られまい。せっかくのホノルルマラソン。楽しみたい。でも参加するからには完走したい。プレッシャーに弱いのか。気持ちが不安定な今日この頃である。
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